このエッセイは、最初はクレヨンハウスの月刊「音楽広場」に書いたもので、現在は「リトルドッグプレス」のホームページに連載しています。それをこちらでも見られるようにしました。今までおもちゃのついて書かれたものは多く『白木の温もりの手作りのまごころ』のように情に流れるか『○○力を育てるにはこういうおもちゃがいい』式のガイドブックです。そうではなく、きちんとしたおもちゃ批評を確立したいと思っています。
http://www.littledogpress.com/
ここは、作品を作る過程で、また、日常の中で思いついたことを、書きとめているページです。また、急ぎの情報などもここで紹介します。
日付 : 2012/1/26さあ、キリマンジャロへ
朝6時起床。
甲府まで電車で行ってそこから高速バスで
成田に向かう予定。
さあ、キリマンジャロだ。
標高5800メートル。
空気は低地の半分。
どこまで登れるかなあ。
身の震える思いは
いっしょに行く川端誠さんもきっと同じだろう。
登れても登れなくても
アフリカの空気を吸って
コーヒー飲んで
とにかく無事に帰ってこよう。
帰りは2月5日になる。
編集者の皆さん、すみません。
日付 : 2012/1/25旅のしたく
朝、朋子がソウルに帰って行った。
隆はタスマニアに行ったままだし、
まあ、家族も拡散するものだ。
ともあれ、若いうちに一時期、親元を離れるのは
絶対悪くないし、一時期外国に暮らすのも
いいと思う。
 世界や自分が客観的に見える。

で、ぼくはいよいよ明日アフリカ行き。
「アフリカ行き」といういいかたが
「ドリトル先生」みたいで嬉しい。
以前エジプトは行ったけど
エジプトはエジプトという感じしかしない。
アフリカといったら「少年ケニヤ」や
「ジャングル大帝」の世界でないと…
で、今度はタンザニアだから
ばっちりだ。

せっせと荷物を作る。
スーツケースと自分が背負うザックのほかに
ポーターさんに持ってもらう荷物も作る。
今回は標高があがるにつれて
30度から零下15度くらいまで
体感することになるので
着るものが多くて大変。

偕成社のミルキーの新作のラフがあがってくる。
直しを入れて送り返す。
日付 : 2012/1/23おもちゃばこフォーラムin東京の目玉は
さて、今度の日曜29日はいよいよ
おもちゃばこフォーラムin東京。
すこーいゲストからあやしーいゲストまで
盛りだくさん。

とくに工房なあるのいなずみさんの
工作三連発がおすすめです。
おもちゃ工作がメインに来るのは
おもちゃばこフォーラムの原点で
今、工作でこれだけおもしろがれるイベントは
ほかにないと思う。

結局、工作というのは
「なにを作るか」ではなく
「誰と作るか」が問題。
自分が信頼できる、おもしろいと思った人の
ガイドで、そのおもしろさの国につれていってもらうという
こと。

これはものがたりや落語を聞きに行くのでも同じ。
なんの話かではなく、
誰が語るかで選ぶべき。
その人がおもしろいと思ったものを
その人のセンスを通して
味あわせてもらうということなんだから。
語る人の良しあし抜きにして
おもしろい話と言うのはない。
同じストーリーでも
語る人によってはほんとにつまらなくなつたりもするし。

というわけで、なにかにつけて
すぐ、子ども相手だからかわいく作ればいいとか考える
工作の先生も多い中で
いなずみさんのおもしろがり精神は信頼できます。
主催者みずから満を持しての登場。
ぼくの今回一番のおすすめです。

もちろん、申し込みはまだまだまにあいます。
どうしようか迷っている人は
ぜひ、どうぞ。
詳しくは改めてこのホームページの
トップを見てください。
日付 : 20012/1/22大津
夕べの23時10分に小淵沢インターからバスに乗ったら
5分後に電気が消え、次の停留所は京都駅前だった。
朝6時10分着。
時間のむだもないし、安上がりだけれど
それでも寝たような寝てないような…

京都駅前には早朝からやっている銭湯があるので直行。
頭を洗ってさっぱり。
そのあと駅前のガストに行ってモーニングしながら
原稿をひろげたけれど
うまくできず、読書に変更。

時間になって電車で膳所へ。
琵琶湖がきれいだ。
比良の山は雪化粧。
今日は大津生涯学習センターで
市のPTA連合の研修会。
1時間半の講演をさせてもらう。

終わって京都おもちゃばこフォーラムの町田さん、
丹生さんとしばしお茶。
六月のおもちゃばこフォーラムin京都の話など聞く。
メインゲストは江戸家こねこさんだって。
動物のものまねが聞かれるということだ。楽しみ楽しみ。

夕方京都に戻り、
今度は新幹線、中央線といつものルートを乗りついで
夜、小淵沢に戻る。
さすがに眠い。
日付 : 2012/1/21雪景色
雪の森をゆずと散歩する。
ほんとに静かなもの。
ときおり、枝から雪が落ちる音が聞こえるだけ。
頭の中にはドクトルジバコのテーマが流れて
なんだか自分がロシア人に
なったかのよう。

遠くを鹿が雪煙りをあげて走って行くのが見える。
ゆずも以前は鹿を
追いかけようとしていたけど
今はもう、おばあさんになって
見ても目で追うだけになってしまった。

午後、近所に住む山の達人のところに
来週の山行のアドバイスをもらいに行く。
ぼくが今まで登った最高所はネパールでの
4321メートルだが、
今回はそれよりもっと高いところをめざすので
さらに経験したことのない負荷がかかることは必至。
空気は平地の半分になる。
高山病対策の呼吸法などについて
いろいろ教えてもらう。
一番怖いのは「息ができない」とパニックになること。
大丈夫なんだから、そこは精神力でのりこえなければ。

で、明日は午後に滋賀県の大津で講演会。
今晩おそくに小淵沢を通る夜行バスに乗る予定。
一眠りで京都のはず。
ほんとは明日の早朝の電車で行ってまにあうはずだが
関ヶ原が雪で新幹線がアウトだと
穴をあけてしまうので、はやめに行くことにした。
夜行バスはひさしぶりだ。
日付 : 2012/1/20おもちゃばこフォーラムの日は
このホームページのお知らせ欄のトップに今、
おもちゃばこフォーラムin東京のおしらせを
のせていますが、曜日がまちがっていました。
正しくは1月29日の日曜日です。
みんな、来てくださいね。

朝起きたら雪が20センチ積もっていた。
しかもまだ降っている。
朝食前にまず雪かき。
そのあと、足首にスパッツをつけて
歩いてごみだしに。
いざゆかん ごみすてにころぶ ところまで。
この冬初めてのまとまった雪だ。
日付 : 2012/1/19ロボジー
数日前、朋子が東京で、友だちと
浅草歌舞伎を見てきたとのこと。
いいなあ。
「天下茶屋の仇討」
亀治郎と愛之助。
世代は代わった。
敵役が舞台をおりて客席中を逃げ回る
大アクションドラマだったらしい。
おお、楽しそうだ。でも、行かれない。
おみやげのプログラムでがまんしよう。

あと歌川国芳展もとてもおもしろかったそうな。
それはそうだろうなあ、いいなあ。
でも行かれない。
おみやげのカタログでがまんしよう。

日中まじめに働いて、夕飯を食べてから
車で映画を見に行く。
夜9時45分スタート。
「ロボジー」。
ロボットコンテストに出品するロボットを製作していた
中小企業のチームが、直前にロボットをこわしてしまう。
やむなく、なかに人間を入れてその場をごまかそうとする。
ところがその動きが大会で絶賛されて
やめるにやめられなくなってしまって…
おかしかった。
このまえ見た「リアルスティール」に比べると
そうとうチープだけど、こういう設定、好きだ。
主演五十嵐新次郎って誰かと思ったら
ミッキーカーチスだつた。
エンディングの歌がさすがに絶妙。
ほんとにいい味。

帰り道、雪になる。
日付 : 2012/1/18ひきつづき
午前中、箕面北小。
こちらは1年生から3年生で60分。
1年生の教室でいっしょに給食をいただく。
ものおじしない一年生たちでかわいい。
自由帳に自作のものがたりを書いている子もいて
「どうしたら作家になれるんですか」なんて
質問も出た。
さすがにその質問を一年生から
もらったのは初めてだ。
でも、まだ一年生だもんなあ。
技術的にどうこうって話じゃないので
「なんでもいっぱい見て聞いて読んで」というばかり。

午後萱野東小。こちらは四年生限定で45分。

終わって千里中央駅に送っていただく。
これで十校まで終わったので
「あと残り四校もいずれお願いしたいです」なんて
ありがたいあいさつを教育委員会の担当者からいただいてお別れ。
子どもたちとものがたりのいい関係を作ることについて
教育委員会、力入ってる。

夜、小淵沢に戻る。
日付 : 2012/1/17また箕面
先月、行った箕面市にまた今月も。
箕面市には全部で14の小学校があって
今回はそのうちの三校でものがたりライブの予定。
すでに七校おじゃましているので
これで十校になる。

今日は彩都の丘学園へ。
ここは箕面でも北の山を大開発して
できたところ。
これから生徒は倍々ゲームで増える予定だが
現在は全校でも60〜70人とのこと。
全校相手にものがたり。
とてもひさしぶりに「大工のけむさん」。

夜、学校司書のみなさんと町中で会食。
日付 : 2012/1/16西へ
今年最初のものがたりライブは関西から。
朝の電車で西へ向かう。
ひさしぶりのくもりで
日がでないと空気が冷たいが雨や雪の心配はなさそう。
日付 : 2012/1/14群馬サファリパーク
朝ホテルを出て
近くの群馬サファリパークへ。
昔から場所は知っていたが
なんだか動物に気の毒な環境に思えて
長いこと敬遠していたので
今回初めて入った。

トイレオーケー、ガソリンオーケー、
窓しめオーケー、ドアロックオーケーと確認して
きりんやしまうまのいるアフリカゾーンからそろそろ入って行く。
で、アジアゾーンだのアメリカゾーンだのをへて
車をおりてのウォーキング動物ゾーン。
最後はトラゾーンと
ライオンゾーン。ここが山場。
なんだかんだいつても
動物をそばで見るのは
いくつになっても楽しい。

ひとまわりしてお茶。
好奇心の強い姪がいるので
わにのからあげと、だちょうの串焼きというのを
一口づつ食べてみる。
うーん、食べてみたというだけで
おいしいとかなんだとか
よくわからない。

母を東京に送り、
そのまま夜、小淵沢に戻る。
日付 : 2012/1/13舌切雀の宿
ぼくの方は両親とも亡くなり
妻の方は父親が亡くなり、
母が80歳を過ぎて東京で一人暮らししている。
で、その母を毎年、新潟の父の御墓とかに
親孝行のつもりで、温泉旅行も兼ねて
車でお連れしていたのだが
昨年は震災とかさまざまなことがあって
ぼくの日程が取れなくて
とばしてしまっていた。

今回二日間日程がとれたので
母とぼくと朋子とぼくの姪の四人で
温泉に行くことにした。
つまり、母にとっては孫二人と行くことになる。
孫は二人とも二十代だし、会話もばかばかしく、
車中が華やいでいい。

で、上州磯部温泉へ。
ここは舌切雀の宿
磯部温泉ガーデンホテルというのがあって
そこに泊る。
伝説によれば、舌切雀の話は
磯部温泉なんだそうで
その証拠にホテル内のの宝物コーナーに
「おばあさんが雀の舌を切ったはさみ」と
「もらってきたつづら」が展示してあった!
うーん、これこそ動かぬ証拠というものか。
そういえば、以前丹後で
浦島太郎の釣竿というのも見たなあ。


で、夜にホテルで舌切雀の人形ショーというのがあって
もちろん見る。
なかなかの脚本で
おじいさんがつづらをあけると
中から出てきたのは
「磯部せんべい」だの「饅頭」だの
「ようかん」だので、これらはすべて
同じものがロビー内のみやげものコーナーで買えると
おじいさんがいった。
うーん、そうだったのか。知らなかった。
というわけで磯部せんべいを買ってしまった。
日付 : 2012/1/12清明上河図
朝、一番で床屋に行く。
月末の山にそなえて短くする。
軽く一週間は風呂もシャワーもなしになるから
少しでも短い方がうっとうしくなくていい。

白山にある医者へ。
昨年末にお願いした健康診断の結果を聞きに行く。
異常なし。よかった!
肺活量が少ないそうで「肺気腫の疑いが」などと
前回言われて、ずっと気になっていたが
今日、再検査したら異常なし。
しっかり深呼吸してやったらオーケーだった。
よかった。
ただ、血圧はもう少し下げないとといわれる。

「異常なし」にすっかりうれしくなって
白山から歩いて千駄木、谷中を通って上野へ。
国立博物館でやっている
北京・故宮博物院展へ。
目玉はもちろん、わずか三週間しか展示していない
清明上河図。

清明上河図は以前、北京に行った時
博物院の売店で
絵はがきだけ買って今でも持っている。
そのときは実物は展示していなかった。
こういうちまちまと精緻に描写した
ウォーリーをさがせみたいな絵は大好きだ。

今回、初めての外国出品だそうで、すごいこと。
ただし門のとこで
「現在200分待ちです」とアナウンスしている。
なに、それ?
でも、こういうのはたいてい
一番前で見たい人のための話で
実際には1メートル離れたところから
前にいる人の頭越しに見るので良ければ
まったく待たずに見られるのだった。
当然、そうする。
もっと大きくした図やレプリカはあちこちに展示してあるし。
こちらは学者ではないし、
なんとなく雰囲気が味わえればそれでいいのだ。

でも、みなさん「200分待ち」といわれても
しっかり並んでいた。
それだけ待っても
、ようやく着いた絵の前では
「立ち止まらないでください」といわれて気の毒だったし、
ぼくは後ろでチラチラとでも好きなだけ見られる方がいい。
ぼくは無理だなあ。

その他では刺繍と書が圧倒的によかった。

で、上野の山をおりて
そのまま御徒町まで歩く。
これだけ歩くと、なんだか江戸時代の人になったかのようだ。

3時。神保町の西遊旅行社へ。
月末の山行きの説明会。
いっしょに行く川端さんも来ている。
今度の山は一昨年登ったキナバルより
だいぶ高く、
去年歩いたミルフォードトラックよりもだいぶ長い。
さて、ほんとに登れるのだろうか。

川端さんとちょっとお茶して
「では成田で」とお別れ。
あずさで夜の九時過ぎ、
小淵沢に戻る。
日付 : 2012/1/10ひさびさに練馬へ
夜、ひさしぶりに誰もいない練馬の実家に行く。
もう、ガスも切ってしまったので
暖房がなく、冬は泊りたくない。
でも、母に年賀状が来ているかも
しれないからと行ってみた。数枚来ていた。
知らない人だが、返事を書かなければ。
ふとんをかぶつて寝る。
日付 : 2012/1/9失敗の本質
原稿書きのあいまにちょこちょこ読んでいた
「源平合戦・戦場の教訓」をやっと
終える。
ほんとに一気読みする気力が落ちてる。
でも戦国時代の合戦についての本はたくさんあるが
源平や南北朝の合戦を論じた本は少ないから
おもしろかった。

ひきつづき「失敗の本質」にかかる。
こちらはミッドウェーやガダルカナルが舞台。
なぜ、日本軍は負けたのかという話。

で、なぜ、日本は負けたのかと言うと
いくつもあるが、そのひとつに
「補給」を考えていなかったというのがある。
中国のことわざに
「三流の軍師は戦術を語り
二流の軍師は戦略を語り
一流の軍師は補給を語る」というのがある。
日本は補給を考えず
勇ましいかけ声だけで
インドからハワイからオーストラリアから
中国からカムチャッカまで
ひたすら進出しようとした。
結果、補給が続かず、大勢の兵士を餓死させてしまった。

で、これを教訓に
今回の震災の支援を考えると
こうなる。
とにかく負けない戦いをすること。
ことばだけの「痛みをわかちあおう」だの
「みんな、ひとつ」だのはうんざり。
とくに「がんばろう日本」と「絆」は
いいかげんにしたい。
そういう情緒的なとこに流されて
支援している気になっても
なんの力にもならないし、あやうい。

現地に行って
具体的になにかできる人はそれも大事。
でも、一番大事なのはだまって
定期的にお金をカンパすることだと思う。
お金が減るのは痛い。
だから、そこが痛みをわかちあうということだ。
いくらお金をだしたって
こちらは命を失ったわけでも
けがをしたわけでもない。
家も仕事も失っていない。
比較にならないのだ。

送るのは、自分が知っている、信頼できるグループや
個人があればそれが一番。
政党なんてぜんぜんだめ。
この補給が途絶えたら、
いくら勇ましいことをいっても負けてしまう。
というわけで、今年初のカンパを
数か所してくる。
日付 : 2012/1/8小出裕章講演会
お昼から甲府の山梨県民ホールで小出裕章講演会。
行ったら、人また人。
駐車場はずいぶん遠くまで行かされた。
なんと2000人入る大ホールが二階席まで
びっしりのソールドアウト。
コンサートでもこんなことないのに
講演会で2000人なんて!

小出さんは反原発で40年、活動してきた学者。
本もたくさんだしている。
で、福島原発の現状と
今後どうするべきかという話を、終始自分の言葉で
しやべってくれた。
誠実な、とてもいい講演だった。

答えにくい質問にも
ことばを選びながら
学者らしく正直に答えてくれた。

たとえば、思わずぼくもツツーと涙が出たけれど
「有機農業の食品の方が汚染しているという話は
ほんとうでしょうか?」という会場からの質問。
今回の講演会の実行委員の中には
そういう野菜を作ったり、売ったりしている人も多い。

小出さんの答え「そうだと思います。
有機農法と言うのはとてもいいもので
地球の本来の力で食べ物を作って行こうという
考え方です。でも、だからこそ
地球が汚染してしまった場合には
その影響もでてしまうのです。
合成肥料を使った食品の方が汚染していないということに
なってしまいます」
学者としての正直な答えなのだと思う。
でも、なんて悲しい話だろう。

1時半から4時まで講演と質問で続いた。
それにしても、半年前に今日の会を企画し
700人の小ホールでなく
2000人の大ホールの方を押さえた
実行委員会の決断に拍手だ。
日付 : 2011/1/7間伐
朝からうちの前に
森林組合の車が何台もとまって
チェーンソーを持った人たちが
森に入って間伐仕事。
一日中、ウィーンウィーンと音がして
ときどき木が倒れる音。

うちの西の森は防風林としての役割がとても高く
200メートル森の中を抜けて
長野側に行くとほんとに寒く感じる。

で、間伐してすきまをあけてやった方が
木にもいいけれど
防風効果もあがるんだそうな。
なんだか、不思議な気がするけれど
そうなんだとのこと。

雑誌に頼まれていた短文を二社分書く。
日付 : 2011/1/6初仕事
年末から結局もちこしてしまった
偕成社のミルキーの三本目を書く。
一冊の分量は基本的に決まっているので
一本目、二本目は自由に書くけれど
三本目は編集部に先に
残りのページ数を確認してから
書くことになる。

三本目は13見開きととても少ない。
ただし、一本目がアリバイ崩し
二本目が人間消失という大技トリックをやったので
三本目は犯罪ともいえないような
ごく軽い事件にした。

これでよければ
あとは中川大輔画伯の働きしだいで
五月の連休に店頭に並ぶ予定。
日付 : 2011/1/5東京日帰り
ひさしぶりに車で東京へ。
妻の実家に顔をだす。
東京は暖かい。
夜おそくに戻ってきたら
小淵沢の道の駅まではなんともないのに
うちのあたりだけ一面に雪が残っている。

年賀状をあちこちからいただく。
今年は喪中なのでこちらからは賀状はださず、
もう少ししてから
寒中見舞いという形でだすつもり。

それにしても、今更、世間の常識に逆らう気もないが
喪中というのは変なもの。
家族が亡くなった年は喪に服すとして
年が明けたら
さあ、ここからはまた新しくよろしく、
心機一転おめでとうとなるものだと思うのだけれど…
日付 : 2012/1/3初詣
箱根駅伝は昨日のうちに
東洋大の優勝が決まった感じで
テレビはパス。
ラジオで聞きながら、軽い原稿書き。

午後、初詣。
近くの身曽伎神社へ。
ここは歌うたいのゆずのゆかりの神社で
「ゆず守り」というのを売っている。
その、小指の頭ほどのぬいぐるみのゆずを毎年買って
うちの犬のゆずの首輪につけるのが毎年恒例。
ゆずももう、おばあさんだから
こういうもので守ってもらわないと…。
日付 : 2012/1/2小雪舞う
机に向かってときどき原稿書き。
ときどき読書。
テレビでお好み対局を見る。
有吉道夫対内藤国雄。
加藤一二三対米長邦雄。

往年のスター棋士がみな70歳になって
タイトル戦線からしりぞき、
かって、しのぎを削ったライバルとひさびさの将棋。
互いに「道で顔が会えばそむけた」とか
笑いながらいいあう。
うーん、ライバルとはそういうものか。
おもしろかった。
それにしても棋風と言うのはある。
負けたけれど米長の将棋の鋭いこと。
切っ先がほんの一寸だけ届かなかったけれど
よく斬れる刀を見た思い。
日付 : 2012/1/1おだやかな元日
明けてうらうらした
おだやかな正月。
朝十時に森を抜けてアウトレットへ。
福袋を求めるたいそうな人で
あちこち行列が出来ている。

夕方、ともこも帰ってきているし、
みんなで映画館へ。
「リアル・スティール」。
もう、こういうの大好きだ。
おとうさんのだめぶりと
男の子のクールぶりがとてもいいけれど
ロボットボクシングの世界にも
メジャーなステージと場末があるという
世界観がちゃんと用意されているのが
周到でしびれる。
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